地盤改良工事
サイドプレス工法
サイドプレス工法は、地盤改良するための新しい工法です
軟弱な地盤に対して、従来であればセメントやセメント系固化材を使用して地盤の強度を上げていました。
しかし、そのセメントからは条件によって人体に有害な化学物質「六価クロム」が溶け出してしまう可能性があり、環境配慮型の新工法としてセメントを使わず、砂と生石灰だけで地盤改良を行う「サイドプレス工法」を行います。
サイドプレス工法とは・・・
「横方向圧密工法」=「側圧による密度増加工法」=「サイドプレス工法」といいます。
サイドプレス工法の仕組み
オリジナル地盤改良(サイドプレス工法)は、水分が加わると膨張、固化する生石灰の性質を利用し、建設構造物の基礎下部地盤の密度を増加させることにより、地盤の強度を増加させる工法です。
オーガーというドリル状の機材で地盤を予定の深さまで掘削し、そこに生石灰と砂を混ぜた骨材を注入します。同様の作業を2m間隔で行います。
土の中の骨材が地下水を吸収して膨張するため、骨材にはさまれた従来の軟弱地盤に圧力が加わり、地盤を強化させるという仕組みになっています。
一般住宅をはじめとした建築物の基礎工事はもちろんのこと、軟弱地盤に道路を建設する場合の地盤改良や、沈下した下水道の配管を押し上げる工事などにも対応できます。
サイドプレス工法の仕組み
従来の地盤改良では、骨材にセメント系の資材を使い、円柱状に施工します。セメントの骨材で点で支える工法です。
オリジナル地盤改良(サイドプレス工法)は、生石灰と砂を混ぜた骨材を使い、面で支える工法です。
現場施工には、セメント等の化学合成物質は一切使用せず、土壌改良に使用する生石灰(田畑の肥料としての土の活性化材)を使用するので、施工後の植生にも全く問題がなく、むしろ有効な工法と言えます。
もちろん、自然や、お子様、ペット、動物などに悪影響が及ぶ事も全くありません。
環境対策(従来の環境についての問題点)
従来の地盤改良工法では、セメントやセメント系固化材を使用して地盤の強度を上げていました。
しかし、そのセメントからは条件によって人体に有害な化学物質「六価クロム」が土壌環境基準(0.05ppm)を超える濃度で土壌中に溶け出してしまう可能性があることが指摘されています。
「六価クロム」とは、LARC(国際ガン研究機関)及びEPA(米国環境保護庁)により、かつて重大な社会問題となった「アスベスト」と並んで2大発ガン性物質としてリストアップされている大変危険なものです。
その「六価クロム」は、セメントにも含まれており、水で練った後の分離水(ブリージング水)から、高濃度の六価クロムが溶け出しているということは、あまり知られていません。
自然地盤が「六価クロム」でまん延してくると、周辺地盤から生産される作物などに汚染が進んでいき、その結果、人間・動物・植物・昆虫などへの影響が懸念されます。
六価クロムは、風・水および時間経過などによって減少することはありません。
そのセメントも様々な業種からの産業廃棄物や、各家庭から排出されたゴミなどから原料として使用されています。その量も1年間に2,500万トンとも言われています。
また、セメントは強度の面でもサイドプレス工法に比べもろく、新潟県中越地震においても、その影響を受けた中、震災前に当社で施工したサイドプレス工法による地盤改良された家では、さほど影響を受けなかった実績があります。
このように、人間が生活するために基盤となる地面には、有害とされる物質は使用すべきでないと私たちは考え、液状化対策として、サイドプレス工法(特許取得済)による地盤改良を行っています。
石灰について
石灰とは、天然に産する石灰岩を石炭や重油、ガスなどによって1000℃以上に加熱して焼成したもので、通常は白色のかたまり、あるいは粉末として生産されています。 この様に石灰は秋芳洞などの石灰岩を加熱・分解し酸化カルシウムとして取り出したものです。
石灰の効用
たくさんの水を加えてドロドロになった粘土に生石灰を混ぜると、またたく間に発熱して熱くなり、しばらくすると固結し、含まれていた水の量がかなり減少します。 かなり悪い状態の土に、石灰を混ぜて土の性質を良好なものに変えてやる方法を「石灰による土質安定処理」と呼びます。
オリジナル地盤改良(サイドプレス工法)
摘要できる現場条件、「特に効果を発揮できる」現場条件、「適応できない」現場条件
「適応できる」現場条件として施工(0.5~0.8m3)補助機(0.2~0.25m3)クラスのバックホウが2台作業できるスペースが確保できれば特に制限はなく。N値10以下が礫が多くない(50mm以下程度)であれば作業することができます。
「特に効果を発揮できる」条件として軟弱地盤の粘土、シルト、腐食土層に効果的です。
「適応できない」条件として砂礫層(50mm以上)、岩盤があります。
 
液状化対策
世界で有数の地震大国、日本・・・地盤の液状化
弊社のある新潟も2004年10月23日新潟県中越地震、2007年7月16日中越沖地震と大きな地震が有り、その後2008年6月14日岩手、宮城、内陸地震。そして、2011年3月11日東日本大震災。
わずか7年の間で大地震が何度も発生して、世界で有数の地震大国、日本。 多くの尊い命が失われました。 ここに深く哀悼の意をささげますとともに、今なお苦しんでおられる被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
液状化対策にも有効な サイドプレス工法による地盤改良
オリジナル地盤改良(サイドプレス工法)は、液状化対策にも効果的です。液状化は、細かい砂、分子(ほこりに近い粉経)が地震の振動により中盤の中の空気(隙間)に水が入り込んだことにより、砂が水に揺すられて液状化を起こします。液状化が起こと噴水のように地上に押し上げられ、地下の砂が無くなり落とし穴のような事態を起こします。
そこで、地盤の中の隙間をなくし、密閉された地盤を作ることにより、一体化された地盤は液状化になることを限りなく回避することができます。よって、圧密された地盤には地下水が入りにくくなり、密度が増加します。そのことにより、間隙がなくなり一体化された地盤ができ、液状化の被害を最小限に抑えることもできます。まずは、ご相談ください。
液状化で傾いてしまった家でも サイドプレス工法で直せます!
すでに傾いてしまった家も、オリジナル地盤改良(サイドプレス工法)で、元に戻せます。
骨材を基礎下に入れ込み、補正工事を行います。基本的に一番低いところから施工し、レベルにて高さの確認を行いながら順次横へスライド施工します。
住宅の傾きを直し、その後の震災による液状化現象にも耐えられる住まいにしましょう!
液状化で傾いた家をあきらめることなく、是非、一度ご相談ください。
液状化対策にオススメな サイドプレス工法
軟弱な地盤に対して、従来であればセメントやセメント系固化材を使用して地盤の強度を上げていました。しかしそのセメントからは条件によって人体に有害な化学物質「六価クロム」が溶け出してしまう可能性があり、環境配慮型の新工法としてセメントを使わず、砂と生石灰だけで地盤改良を行う「サイドプレス工法」を行います。
現場施工には、セメント等の化学合成物質は一切使用せず、土壌改良に使用する生石灰(田畑の肥料としての土の活性化材)を使用するので、施工後の植生にも全く問題がなく、むしろ有効な工法と言えます。もちろん自然や、お子様、ペット、動物などに悪影響が及ぶ事も全くありません。
新潟県中越地震、新潟中越沖地震、東日本大震災などの大きな地震もあり、耐震補強や修復のための手法としてその実績が注目されています。
 
施工事例
一般住宅から、企業、公共施設まで施工
【イオン新潟南店】 新潟県新潟市江南区
【イオンタウン佐沼】 宮城県登米市
一般住宅
寺院(新潟市江南区丸潟地内)
【阿賀野市中央公園(風の丘)東屋:地盤改良】
新潟県阿賀野市区
【ケーズデンキ十和田パワフル館:地盤改良】
青森県十和田市
土地改良 主な事例
- 鐙西一共同住宅新築工事
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住宅嵩上げ 主な事例
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