廃棄物処理・リサイクル
上越マテリアルでは、金属くず、廃プラスチック類、木くず、ガラス陶磁器くず、紙くずなど、様々な廃棄物の中間処理を行っています。
受け入れた廃棄物は重機などで分別処理を行い、それぞれ決められた保管場所に移動します。
シュレッダー加工
工場や事業所、工事現場から排出される多くの廃棄物は、ヤード内のシュレッダー破砕機で破砕処理されます。破砕後は、磁力選別機などによって資源と廃棄物がライン上で自動選別され、シュレッダーダストとしてバックヤードに排出されます。
磁力選別で回収された金属資源(金属ダスト)は国内の電炉メーカーなどに出荷され、原材料として利用されます。
一方、廃プラスチックなどのシュレッダーダスト(中間処理後の残渣)は、焼却施設などの二次処理施設で熱エネルギーとして利用されます。焼却によって発生した灰はセメント原料として再生利用され、これにより廃棄物の資源循環を促進し、埋め立て処分量の削減に貢献しています。
ギロチン加工・ガス溶断
長尺の鋼材は、炉前サイズに合わせてギロチンで圧縮・切断されます。ギロチンでの加工が困難な金属類は、ガス溶断によって処理されます。
ベーラー加工
段ボール、新聞紙、雑誌、クラフト紙などの紙資源やペットボトルは、ベーラー機で圧縮・梱包されます。ベール品(古紙)は製紙メーカーへ製紙原料として供給されます。
手作業による選別
操作盤などの機械装置は機械加工の前に手作業で分解・解体を行い、付加価値の高い金属類を選別・回収し、リサイクル資源として供給します。